大会/イベント情報
event初代チャンピオンは東洋大学サッカー部!
関東予選と関西予選を突破した、6チームが25日千葉県のZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREAに集結し、第1回JAPAN Minifootball CUPのチャンピオンを、そしてオーストラリアのパースで開催されるW杯へ参加する日本代表チームを決めるために戦った。
参加チームは関西予選を突破した 大阪産業大学サッカー部、環太平洋大学サッカー部と、関東予選を突破した、Queen Gear FC、流通経済大学サッカー部、東洋大学サッカー部、SEISの6チーム。
日本決勝大会は、6人制で行われた。ボールもサッカーボールとなり、ゴールも少年用ゴールのサイズで開催され、どのチームにとっても初となる競技であった。
流通経済大学サッカー部vsSEIS の戦いで幕を開けた。
7分ハーフで行われた試合は、両チームともに悪戦苦闘のスコアレスで前半を折り返した。
後半に入ると、競技特性を先に掴んだのは流通経済大学サッカー部。
選手が流動的に動き始め、だんだんとリズムが生まれ、終わってみると3-0で勝利した。
「ミニフットボールは、フットサルでもありサッカーでもある。これより広いとサッカーの要素が強いし、これより狭いとフットサルの要素が強くなる。技術だけで打開できる広さでもないし、球際、フィジカルも要求される。」とSEISの選手は語った。
第2戦は、東洋大学サッカー部vs環太平洋大学サッカー部の試合。
共に大学のサッカー部ということもあり、注目を浴びた。
試合は、硬直状態が続いたが、東洋大学が全体的に試合を支配するが、環太平洋大学GKのスーパーセーブの連続で、そのピンチを逃れた。
最後は、終了のホイッスルがなり、そのまま0-0と白熱の試合を披露した。
どの試合もみるものを楽しませ、飽きることのない試合が続いていった。ダイナミックな展開と、常にチャンスが目の前にあるシチュエーション。パワーと繊細さが求められるのがミニフットボールだ。
社会人チームのQueen Gear FCは、関東予選を1位で通過し、日本決勝へと進んだ。
その初戦は東洋大学。予選ではQueen Gearが好成績を残したが、予選(5人制)と決勝(6人制)では、まるで違う。
お互い球際に強く、熱くなる試合。どちらにもチャンスがあり、いつどうなるのか?
数々の世界大会の経験をもつQueen Gearか、それとも東洋大学か、、、
後半に入り、東洋大がゴールを奪いそのまま1-0試合終了となった。
大学生は日頃から共に活動し、鍛え上げているため、フィジカル、組織力があると感じた。しかしQueen Gearもシュートが1本入れば、という悔しい内容となった。
観客大盛り上がりの関西旋風
決勝で一番盛り上がったのは、この試合。大阪産業大学vs流通経済大学。
勝利チームが、決勝へ進出する状況での関西1位の大阪産業大と関東2位の流通経済大学が予選の大一番を迎えた。
試合内容だけでなく、大阪産業大学の作る独特の空気感に、ピッチは染まっていった。
両者共にプライド持っての試合だった。球際に強く、ファール寸前の攻防。
大阪産業大学の声かけにより作られていく会場は、ユニークであった。
が、シュートチャンスをしっかりものにした流通経済大学。またも後半に得点を重ね、最終スコア3-0と流通経済大学が予選を突破した。
東洋大学vs流通経済大学の決勝
決勝は、東洋大学vs流通経済大学の試合となった。
関東予選では、流通経済大学が東洋大学に勝利しているが、ここでリベンジなるか?
開始早々のこのFKで試合の流れを掴んだ東洋大学。
「No.53伊藤恵亮」決勝で好プレーを連続!!
ゴール右すみにボールを通し、見事なゴールで先制点を掴んだ。
掴んだのは、ゴールだけでなく、流れ、運までも自分のものにした。
シュートも流通経済大学GKが弾くが、それもなぜかゴールへと流れていきゴール!
気がつけば前半だけで3-0のリードで折り返した。
後半に強い流通経済大学。ここから挽回と行きたいところ!
東洋大学は、波を掴んでいただけでなく、とても冷静にワンタッチプレーを駆使し、流通経済大学のプレスを回避していき、No.53の伊藤選手も含め追加点。
終わってみれば5-0で東洋大学が優勝した!
キャプテンを務めたNo.56の関川選手
「普段トップではなかなか出られない選手ですが、こういう機会で世界大会のかかる大会でもあり、気合が入っていた。決勝で大量得点で勝ててよかった。」
「ミニフットボールは正直、難しい。フットサルよりも広いし、サッカーと違って人数も少ない。そんな中、今日はFWに当てて試合を作っていったが、世界に出ればもっといろんな戦術があるのかなと。すごく楽しい競技だと思います。W杯も楽しみにしています」と語った。
10月にオーストラリアパースで開催されるW杯へ向けて、チーム力を高め世界でも活躍してほしい。