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event【W杯】強豪スロバキアに大敗。世界を感じた初戦。
大会初戦を迎える10月2日。試合は20:30と遅いため、この日の過ごし方はとても慎重になっていた。
朝食を食べ、今日も天気の良いグラウンドへ向かう選手たち。
1時間しない程度に動き、最後にレクリエーションを行った。
遅めの昼食の後は各自、部屋で寝たり話したり、散歩したりと自由な時間となった。
ついに時はきた。
初戦の相手は、昨年のu21W杯で2位となったスロバキア。近年強豪チームに肩を並べるようになってきた。
失うものはない。誇りとプライドをもって初戦に挑んだ。
前半の悪い流れ
キックオフと同時にスピードを上げた東洋大学。スリッピーなピッチも影響し、なかなかチャンスが作れない時間となった。
先に環境に適応したのはスロバキア。
持ち前のフィジカルと、パスのスピードで、日本ゴールを脅かした。
フットサルにも似たミニフットボールは、局面での判断が要求される。
先に先制したのはスロバキア。見事なパスから最後はファーサイドからゴール。
ここで、流れができてしまった。
立て続けに失点を重ね、数分後には0-4というスコアに。
その後はなんとか立て直したが、ゴールは奪えず、後半を迎えた。
後半は立ち上がりから、ボールを支配し、有意に試合は進んだ。しかし、シュートまでいけず、かなり苦戦を強いられた。
キーパーもあがってビルドアップに果敢に参加したのが、逆にでた。
ボールロストの瞬間にロングシュートを決められ、追加点を許す。
終了間際にも得点を許し、東洋大学サッカー部のミニフットボールW杯初戦は内容はいい部分も多くあったものの、0-6と苦い結果となった。
キャプテンの関川は「初のミニフットボールは、難しかったです。普段やってる11人制のサッカーとは全く違う感じでした。スロバキアからは、この競技はこうやるんだよ!みたいな洗礼受けた気分でした。初戦にこの相手とできたのはこの競技を知る意味ではすごい良かったと思います。次の試合からまた切り替えて頑張りたいです。」と試合を振り返った。
試合後、どの選手からも「難しい」という声が聞こえた。ハイインテンシティで、技術、戦術、オフザボールなど、あらゆる面で要求が高くなるのが、ミニフットボールだ。
試合後、現地のパースグローリーで現在所属している丹道ベラピ選手から試合観戦の感想と、一言チームにもらった。彼は2016-18シーズンまで湘南ベルマーレに所属し、活躍の場をオーストラリアに移した選手だ。
予選通過には2勝はしないといけないだろう。早くも追い込まれたが、スロバキアとの試合から修正し、学び、次のチュニジア戦に備えたい。
フルマッチ動画>> https://www.facebook.com/2479843248754718/posts/3096332727105764?sfns=mo